最近、急に暑くなってきましたね。いよいよハッカ油が大活躍する夏が近づいてきましたよ!
ハッカ油には年中お世話になっていますが、特に活躍するのは夏です!
暑さ対策や虫よけとしてハッカ油を使用する方が多いのではないでしょうか。しかし、ハッカ油のデメリットを知らないで使用している方もいらっしゃるはず。
今回はそんなハッカ油についてまとめました。
この記事では次のようなことがわかります。
- おすすめのハッカ油
- ハッカ油の効果やおすすめの使い方
- ハッカ油スプレーの作り方
- ハッカ油のデメリット
ハッカ油はどこで売ってる?おすすめは?
ハッカ油を初めて使用する人は、そもそもどこに売っているのか分からないですよね。
ブランドにこだわりがなければ、ハッカ油はたいていのドラッグストアに売っています。白色ワセリンとか精製水とかグリセリンを置いているコーナーです。
ネット通販だと確実に手に入ります。私のおすすめはこちら↓。
スプレータイプなのでとっても使いやすいです。ですが原液ですので使用にはご注意を。
北見ハッカ油の何が素晴らしいかというと、天然添加物を使用しているので口に入れても問題ないという点です。紅茶に入れてアイスティーにしても、料理に入れても大丈夫。しかも、詰め替え用のリフィルが売っているので、キャップをスプレーノズルに付け替えるだけでOK。
ハッカ油の効果
ハッカ油はスースーとした清涼感が特徴です。この香りが苦手という人はほとんどいないのではないでしょうか。そんなハッカ油には次のような効果があります。
- 殺菌効果
- 抗菌効果
- 消臭効果
- 防虫効果
- 清涼効果
- リラックス効果
日々のお掃除での使用で殺菌・抗菌・消臭
ハッカ油をバケツや洗面器に数滴たらして、普段のように床掃除やテーブルを拭くと抗菌・消臭効果が得られます。
以前O-157が大流行した際に、ハッカ油たったの0.04%の量で、大腸菌が滅菌したとの結果がメディアで取り上げられたことがあります。まな板の消毒にもハッカ油は有効です。
シンクや玄関に【手作りのハッカ油スプレー】を吹きかければ消臭対策になります。
ハッカ油で口臭予防
コップ1杯の水にハッカ油を1滴加えるだけでマウスウォッシュの完成です。
口の中の粘つきや口臭予防になります。
防虫効果で家の中でもアウトドアでも大活躍
多くの虫はハッカ油の香りが嫌いです。
(ゴキブリやクモ、ハチ、ムカデ、蚊、ダニ、カメムシ、コバエなど)
網戸や玄関、カーペットに【手作りのハッカ油スプレー】を吹きかけるだけで、これらの虫の侵入を抑制する効果があります。
キャンプや登山、旅行などのアウトドアが好きな方にも、【手作りのハッカ油スプレー】を肌に吹きかけておくと、虫を遠ざけてくれますよ!
暑い日にはハッカ油で涼しく
夏に大活躍と言った理由がこれです。ハッカ油のスースーを利用して涼しさを感じましょう。
ハッカ油風呂で夏を乗り切ろう
暑い時期に是非試していただきたいのがハッカ油風呂です。
浴槽にハッカ油を5滴ほど入れて、よく混ぜて入浴してみてください。湯船から上がると、ハッカ油に含まれるメントールによって体がスースーします。入れすぎると凍えるほど寒く感じるので、最初はほんの数滴から試して、自分の体に合った清涼感を見つけましょう。
「夏はシャワーしか浴びない」という方には、ハッカ油をボディーソープやシャンプーに混ぜて洗ってみてください。同様に清涼感を味わえます。
風にハッカを乗せて部屋中涼しく
センスやうちわに【手作りのハッカ油スプレー】を吹きかけると、あおぐたびに涼しさを感じられます。
また、扇風機やエアコンの風に吹きかけると、ハッカが風に乗って部屋全体をひんやりさせてくれます。
汗を拭くときにもおすすめ
市販の汗拭きシートでもメントール入りの商品がありますよね。汗を拭くハンカチやミニタオルに【手作りのハッカ油スプレー】を吹きかけると、それと同様の効果が得られます。
また、汗や体臭などの嫌なニオイを消してくれます。
ハッカ油の香りで心身をリラックス
風邪や花粉症、鼻づまりでお悩みの方は、マスクの外側に【手作りのハッカ油スプレー】を吹きかけてみてください。ハッカの香りで鼻づまりが解消し、呼吸も楽になりますよ。
仕事や勉強で集中したいときには、ハンカチやティッシュにハッカ油スプレーを吹きかけて、香りを吸い込んでみてください。頭がすっきりして、眠気防止にもなりますし、乗り物酔いにも効果的です。
使いやすい!手作りハッカ油スプレー
ここまで【手作りのハッカ油スプレー】という言葉が、何回か登場しました。ハッカ油原液ではなく、希釈して使いやすくしたものです。私がおすすめしたハッカ油は原液なのにスプレーなので、わかりづらかったかもしれません…。
ハッカ油原液では肌への刺激が強すぎるので、虫よけや汗を拭くためにそのままでは使用できません。
- ハッカ油 10滴
- 無水エタノール 5ml
- 水道水 45ml
- スプレーボトル(ポリスチレン以外)
スプレーボトルに材料全てを入れてよく混ぜたら完成です。
容器がポリスチレンだと、ハッカ油が溶かしてしまいます。
(PS)と表記があるものは避けましょう。
(PP)(PE)(PET)の製品は使用できます。
このスプレーならば、肌にも安全に使用できます。(目に入らないように気を付けて!)
だいたい1週間くらいで使い切るようにしましょう。
無水エタノールはドラッグストアで手に入ります。↓こういうものです。
絶対知っておいて!ハッカ油のデメリット
さて、ここまでハッカ油の汎用性の高さをご紹介しましたが、デメリットもあるのです。ハッカ油を安全に快適に使うためにも、是非知っておいてほしいことをお伝えします。
ハッカ油で寄ってきてしまう虫がいる
「は!?虫よけ効果があるんじゃなかったのかよ!」
…という声が飛んできそうです。
ほとんどの虫はハッカの香りが嫌いですが、実は、この香りを好む虫もいるのです。
それがシバンムシ(死番虫)です。
虫が嫌いな方もいらっしゃると思うので、ここでは画像は載せませんが、体調2~3㎜ほどの赤褐色をした丸っこい害虫です。古くなった乾燥食品全般に湧きます。パスタが入った袋くらいなら、食い破って侵入できてしまうので「開封していないから大丈夫」と油断はできません。
そんなシバンムシが嫌いな香りがヒバ油です。
もしもハッカ油をお部屋の虫よけスプレーとして使うなら、このヒバ油も混ぜて使うと最強です。
- ハッカ油 5滴
- ヒバ油 5滴
- 無水エタノール5ml
- 水道水45ml
これらをよく混ぜて、使用すればどんな虫も寄せ付けません!
ヒバ油は私は店頭で見たことがありません。ネットでは少量の物もあるのでこちらを試してみるのをお勧めします↓。
ヒバ油はヒノキのような香りです。たぶん好みが分かれる香りだと思います。私はちょっと苦手ですが、ハッカ油と混ぜれば問題なく使えます。
ペットを飼っている人はハッカ油の使用に注意して!
人間には害はないけれど、ハッカ油を使ってはいけない動物がいます。
- 猫
- インコやオムなどの鳥
- ハムスターやウサギなどの小動物
犬には原液のハッカ油は使ってはいけません。猫と同様に嘔吐や下痢などの中毒症状を引き起こす可能性があります。1%程度まで希釈したハッカ油スプレーならば成犬には大丈夫。
ただし、小型犬や子犬を飼っている場合は、使用を控えた方がよいでしょう。ハッカの香りでストレスを感じてしまう場合があります。
犬にも注意が必要、ということで、いずれもペットを飼っている人はハッカ油の使用は控えた方が無難でしょう。
ハッカ油がついた衣類を乾燥機に入れないで!
ハッカ油は「油」ですので発火の危険性があります。洗濯後、乾燥機には絶対かけないでください!
洗濯しても完全に油が落とせるわけではありません。わずかに残った油が乾燥機の熱で発火するという事件が実際に起きています。
まとめ
ハッカ油には、殺菌、抗菌、消臭、防虫、清涼、リラックスと様々な効果があります。
家の中でもアウトドアでも、持っていれば大活躍するハッカ油ですが、ペットを飼っている人には使用に注意が必要です。また、家の中での防虫対策にも「シバンムシを呼び寄せてしまうかも」というデメリットを理解しましょう。
私自身はハッカが大好きなので、年中お世話になっていますが、これからもっとハッカ油が活躍する夏になります!
あなたも私と一緒にハッカ油で夏を涼しく、快適に過ごしましょう!
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