いよいよ桜が咲き始める季節となりましたね。
天気予報で桜の開花予想をお知らせするなんて、よく考えたら日本だけ。
桜の開花予想を見て、桜を見るためだけに県外まで足を延ばす。それほど日本人にとって桜は身近で特別な存在です。
今回は「天下第一の桜」とも称され、日本三大桜の名所でもある長野県伊那市の高遠城址公園の桜…ではなくて、そこからついでに立ち寄ることのできる絶景スポットをご紹介します。
隠れた桜名所:六道の堤
高遠城址公園から車で10分程の場所にある『六道の堤』は、まさに絶景スポットです。
六道の堤は、江戸時代に作られた農業用のため池です。
池の周りをタカトオコヒガンザクラ、ソメイヨシノなど120本が咲き誇り、水面に映る桜とアルプスの白い雪が美しいコントラストを見せてくれます。
池の真ん中には松の小島があり、それも魅力の一つ。
最近は大きなカメラで撮影している人が増えました。
カメラマンの間ではSNSの映えスポットとして有名になってしまったのでしょうか?
数年前よりも観光客が増えた気がします。
私が訪れた時は、近くの保育園か幼稚園の子どもたちが先生と一緒にお散歩している姿を見られてとても癒されました。
六道の堤:桜の見頃時期
六道の堤の桜の見頃は、例年4月上旬~中旬頃です。
天候や気温によって変化しますので、お出かけの際は下記のサイトで最新情報をご確認ください。
六道の堤へのアクセス
住所 | 〒396-0111 長野県伊那市美篶南割 笠原 |
アクセス | Googleマップ |
駐車場 | 笠原ふれあい交流センター(5台) 、六道の堤周辺(3台) |
料金 | 無料 |
笠原ふれあい交流センターは、六道の堤から徒歩2分程にあります。
桜の時期になると駐車場を無料開放してくれるのでここに停めましょう。
駐車場が少ないので、土日や時間帯によっては車を停めることができない場合もありますが、路上駐車は迷惑なので絶対におやめください。
桜の時期は警察官の巡回も強化されているそうです。
おすすめの時間帯
私のおすすめの時間帯は朝7時~9時頃です!
朝はあまり人がいないので駐車できますし、やわらかい雰囲気の写真を撮ることができます。
もし高遠の桜も見に行くのなら、早い時間帯に六道の堤を先に見てからの方が良いです。
本当に小さな場所なので、ゆっくり池の周りを歩いても10分程度しかかかりません。
写真を撮りながらなら40分くらいでしょうか。
もちろんカメラガチ勢の方は、風がない時を狙って水面に映った桜をうまく撮影したり、桜吹雪が舞った瞬間を狙って撮影したりと時間をかけるでしょうが…。
とにかく朝早くに到着すれば、六道の堤と高遠城址公園とどちらも良い時間帯にゆっくり観光できるのでおすすめです。
下の画像は同日に行った高遠城址公園の桜です。
場所が近いので、桜の見頃は一緒です。
私が行った日はどちらも「散り始め」で、桜吹雪が舞っていて、とても綺麗でしたよ!
まとめ
六道の堤は高遠城址公園へ行く途中、または帰りに立ち寄れる隠れた絶景スポットです。
カメラが好きな方は静かで人も少なく、落ち着いて撮影できます。ただ池の周りを散歩するだけでも気持ちが良いです。
水面に映りこむ桜が本当に美しく、高遠とはまた違った桜を見ることができますよ!
あなたも小さな桃源郷、『六道の堤』に一度足を運んでみてはいかがですか?
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