頭痛や生理痛、腰痛や歯痛など鎮痛剤にはよくロキソニンが処方されます。
ロキソニンは第一類医薬品に分類されるので、購入するには薬剤師の在籍しているドラッグストアで説明を受けなければ手に入れることができない。
・・・と今まで思い込んでいたのですが、最近はネットで購入できるのです!
しかも!市販薬でよく目にする「ロキソニンS」と同じ成分でもっと価格が安いロキソニンがあることを知りました。
この記事を読むと、下記のことが分かります。
- 病院で処方されるロキソニンと市販薬のロキソニンの違い
- コスパの良いおすすめのロキソニン
- ロキソニンをネットで購入する方法
病院で処方されるロキソニンと市販薬のロキソニンの違い
結論から申し上げますと、同じです。
まず、ロキソニンとは「ロキソプロフェンナトリウム」を主成分とする薬の名称です。
熱を下げたり、痛みを抑える成分の量はすべて同じです。
細かな違いとしては、以下のものがあります。
- 錠剤の大きさ
- 溶けやすさ
- 値段
- 乳糖の有無
安くロキソニンを購入したい!
どれも解熱、鎮痛作用の成分は同じであるのならば、値段の安いロキソニンを選びたいですよね。
私が今まで市販で購入していたのは『第一三共ヘルスケア』の「ロキソニンS」です。
これと同じ成分のもので値段が安いものが『皇漢堂製薬』の「ロキソプロフェン錠クニヒロ」。
ほぼ半額!!
ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg(無水物として60mg)
【添加物】
ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、乳糖水和物、三二酸化鉄
ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg(無水物として60mg)
【添加物】
乳糖水和物、セルロース、ポビドン、部分アルファー化デンプン、クロスポビドン、無水ケイ酸、ステアリン酸Mg、三二酸化鉄
ご覧の通り、有効成分は全く同じ。
それでは添加物の違いに効果の影響はあるのでしょうか?
日本薬局方では、「添加物は、無害でなければならない。有効成分の治癒効果を妨げるものであってはならない」と記されています。
「溶けやすい」「味」「におい」「錠剤の大きさ」「吸湿性」などの違いがある程度です。
値段が安いのは「ロキソプロフェン錠クニヒロ」がロキソニンのジェネリック医薬品だからです。
ジェネリック医薬品とは?
医療用医薬品には「新薬」と「ジェネリック」があります。
ジェネリックは新薬の特許が切れた後に、安く製造販売できる医薬品です。
新薬と同じ有効成分を使っているので同等の効果が得られます。
ジェネリックは新薬の半額程度で買えるものもあるので「安いからあまり効果がないんじゃない?」と不審に思う方も多いのではないでしょうか?
私がそうでしたから。
ネットで「ロキソプロフェン錠クニヒロ」を見つけたときも、成分を何度も見比べて
同じなのになぜこんなに安い!?
怪しすぎる・・・
と製造会社の皇漢堂製薬のことまで調べまくりましたから。
実際に生理時に服用し続けて4年目ですが、もっと早く知っておけば良かった、と後悔するくらい効果がありました。
もちろん副作用はありませんでした。
ネットで購入するのが一番安い!ただし簡単な手続きが必要
Amazonや楽天市場などネットショップで第一類医薬品を購入する場合は、ちょっとした手続きが必要です。
ネットでも薬剤師の説明を受ける必要があります。

- 購入する際は、使用者の状態等の質問に答えてから商品を注文します。
(質問文にチェックマーク又は「はい」「いいえ」を入力) - 薬剤師からメール等で用法・用量や服用上の留意点などの情報提供があります。
- 購入者は、提供された情報を理解した旨をメール等で行います。
- 商品の発送がされます。
楽天市場では下記のような流れです。

新薬とジェネリック医薬品の見分け方
ロキソニンを例に挙げます。
製品名 | 一般名 | |
---|---|---|
新薬 | ロキソニン | ロキソプロフェンナトリウム |
ジェネリック | ロキソプロフェンナトリウム【メーカー名】 | ロキソプロフェンナトリウム |
- 「ロキソニン」は製品名なので第一三共ヘルスケアしか使用できません。
- ジェネリックは製品名と一般名がほとんど同じです。
製品名の後ろに【】でメーカー名が記載されている場合が多いです。
続いて花粉症の薬を例に挙げます。
「アレジオン」のジェネリックは「エピナスチン」
「クラリチン」のジェネリックは「ロラタジン」
私は「アレグラ」が効くので、同じ成分であるフェキソフェナジンの「アレルビ」を購入し服用しています。
こちらも安心安全の皇漢堂製薬さん!本当に安すぎる!
まとめ
- ロキソニンは新薬でロキソプロフェンナトリウムが主成分
- ロキソニンのジェネリック医薬品は主成分も効果も全く同じ
- ジェネリック医薬品の方が安く手に入れることができる
- おすすめは「ロキソプロフェン錠クニヒロ」をAmazonか楽天で購入する
生理痛や花粉症など、定期的に薬を服用する方は、ジェネリック医薬品を選択することをおすすめします。
ジェネリック医薬品のことを知っているか知らないかで、生涯大きな金額の差が生まれます。
成分が同じで、もっと安価な薬はないか、調べる癖をつけることが大切です。

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