介護

もう限界…介護士が抱える夜勤の差し入れストレス

夜勤の差し入れにうんざりしている男女のイラスト

「夜勤、大変そうだし何か差し入れでも…」って、優しさなのはわかります。

でもその差し入れ、正直ありがた迷惑なこともあるんです。

もらう側も、あげる側も、本音は「もうやめたい」って思ってるかもしれません。

この記事では、夜勤現場のリアルな気持ちと、差し入れ文化に疲れた人たちの“ホンネ”をまとめました。

差し入れって、もらった方が気を遣うんです

夜勤中に差し入れをもらうと、嬉しいどころか気疲れすることもあります。

実際には、気を遣いすぎてしんどくなってしまうケースが少なくありません。

無言のプレッシャーになる

夜勤中、突然デスクに置かれたお菓子やドリンク。

表面上は「ありがとう!」って言うけど、心の中ではこう思ってたりします。

  • え、これいつ食べればいいの…?
  • 食べなかったら気まずいかな
  • またお返しとか気にしないといけないの?

疲れてるのに気を遣わせないでほしい、というのが正直なところ。

もらってラクになるどころか、余計に気を張ってしまうのが現実です。

差し入れ文化、勝手に続いててツライ

一度なくそうと決めた差し入れ文化が、いつの間にか復活してしまう…。そんな経験はありませんか?

善意のつもりが、職場に見えない圧力を生んでしまうこともあります。

やめたくてもやめられない空気

「誰かが差し入れをしたから、私も何か買わなきゃ」
「前もらったから今度は返さないと…」

差し入れって、誰かがやり出すといつの間にかルールみたいになりますよね。

でもその流れに巻き込まれて、わざわざ仕事終わりにコンビニ寄って買ってる人もいます。

実際にあった職場のエピソード

ちなみに、実際に私の職場でも「差し入れはお互い負担になるからやめよう」と話し合って、一度は全員でやめることになりました。

でも、数か月もたたないうちに誰かがひっそりと再開してしまい、結局なくなることはありませんでした。

誰も「また始めたの?」とは言わず、またなんとなく“やる流れ”に戻ってしまったんです。
こうなるともう、本当にやめ時がわからなくなります。

差し入れ、欲しいって言ってないのに…

2人の女性から差し入れをもらって困っている介護士のイラスト

差し入れをしてくれる人は優しさからかもしれませんが、受け取る側の気持ちやタイミングを無視していることも少なくありません。

相手のタイミングを無視してることも

夜勤は本当に余裕がないです。

食欲もない、気分も沈む、何より時間がない。

そんなときに差し入れされても、「今じゃない…」としか思えません。

内容次第で余計につらいことも

しかもそれがスナック菓子とかドーナツだと、
「夜中にこれ食べろって?」「太れってこと?」ってツッコミたくなります。

  • 差し入れを選んだ側は「これなら喜ぶかな」と思ってるかもしれない
  • でももらう側からすれば「食べる気力すらないときもある」

差し入れって、もらう人のコンディションを全無視した“押しつけ”になることがあるんです。

差し入れをやめても、人間関係は壊れない

差し入れをやめたら関係が悪くなるかも…という不安はよくあります。

でも実際は、自然な関係性の中で築く信頼の方が長続きするのです。

気まずさを恐れなくていい

「差し入れをやめたら、気まずくなるかな」
「冷たい人って思われるかな」

そんなふうに思うかもしれませんが、安心してください。
ちゃんと人は見ています。差し入れじゃなくて、普段の関わりや、仕事でのフォローで十分伝わります。

自然体の方がうまくいく

むしろ、無理して差し入れするより、気を張らずに自然体でいられる関係の方がありがたい。

差し入れ文化に疲れた人への解決策

「差し入れ文化がしんどい」と感じたとき、無理に我慢し続ける必要はありません。

解決策①:自分だけでも“やらない側”に回る

誰かが始めても、自分は参加しないと決めてOKです。

「私は差し入れしない」と静かに貫くことで、同じように感じている仲間の安心にもつながります。

解決策②:職場で一度話し合ってみる

言いにくいことですが、「差し入れが負担だと思っている人もいるかもしれない」とやんわり伝えるだけでも空気は変わります。

上司やリーダーに相談して、「差し入れは自由参加」と明文化するのも有効です。

解決策③:差し入れ以外の気遣いをする

無理にモノを渡さず、ねぎらいの言葉をかける、代わりにシフトを交代するなど、形のない優しさの方が伝わることもあります。

まとめ:差し入れは、思いやりじゃなくて“無言のプレッシャー”かも

だからこんな文化はなくなってほしい。

夜勤をしている人たちにとって、本当にありがたい気遣いって、 「そっとしておいてくれること」だったりします。差し入れが逆効果になることもある。

だからこそ、無理してコンビニに寄るよりも、ただ「おつかれさま」と一言伝えるだけの方が、よっぽど心に響くのです。

あなたも同じように感じていたなら、もう無理して差し入れを続ける必要はありません。

自分を守る選択をしても大丈夫です。

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