お金

小銭貯金しているつもりがマイナスに!?手数料と今後の対策について

先日、母が500円玉貯金で20万円達成しました。
ルンルン気分でゆうちょ銀行へ預け入れをし、帰ってきたところ「自分のお金を入金するのになんで手数料かかるの⁉」とブチ切れておりました…。

私の母のように小銭貯金を実践している方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

せっかくコツコツ貯めた大事なお金、なるべく手数料を抑えて自分の口座に入金したい!今後の小銭貯金のデメリットについて知りたい方に是非見ていただきたいです。

どれくらい手数料がかかる?

ゆうちょ銀行は2022年から硬貨の預け入れの際に枚数に応じて手数料がかかるようになりました。また、窓口とATMでかかる手数料は変わってきます。

↓こちらは窓口の手数料です。

引用:ゆうちょ銀行

↓こちらはATMの手数料です。

引用:ゆうちょ銀行

窓口では1~50枚までなら無料でやってくれますね。
たとえば1円玉だったら50円までです。もし1円玉1000枚なら1100円手数料がとられるわけですからマイナスですよね⁉私が子供だったら発狂してますよ!

他の銀行の手数料は?

ゆうちょ銀行以外のメガバンクの手数料も見てみましょう。

みずほ銀行

*12 ATMでのお取引については、手数料はかかりません。
*13 一度のお取引で伝票を複数枚に分けてお取引される場合は、合算した硬貨
   枚数に応じた手数料をいただきます。また、硬貨算定後にお取引をとりや
   める場合や金額を変更される場合も、手数料をいただきます。

引用:みずほ銀行

三菱UFJ銀行

引用:三菱UFJ銀行

三井住友銀行

引用:三井住友銀行

メガバンクの硬貨預け入れ手数料まとめ

みずほ銀行、三菱UFJ銀行は硬貨100枚までは手数料無料。それに対して三井住友銀行は300枚まで無料なので魅力に感じますよね。

ATM手数料はどのメガバンクも無料となっていました!

「じゃあATMで預け入れする方が楽だしお得じゃん!」

そう思った方、ここで注意です!

金融機関によりますが、1回に投入できる硬貨は100枚(500円硬貨は75枚)まで。それ以上投入する場合は、回数を分けて投入しなければなりません。

口座を持っている方は三井住友銀行の窓口で預け入れをすれば手間も手数料も抑えられることがわかりました。

小銭貯金はデメリットでしかない

キャッシュレスの時代で小銭貯金をするメリットはあるのでしょうか?

現金払いは大してポイントもつかないし、先ほど1円玉貯金の例で挙げたように、預け入れだけでマイナスになってしまうのであればメリットは皆無です。

キャッシュレスで買い物をしていれば、当然小銭が出ることはありません。企業によっては大量のポイント還元キャンペーンなどもやっています。ポイントが貯まれば実際に買い物に使えるので現金で貯めているよりお得です。

たとえば割り勘で支払う時も、わざわざ小銭を数えることなくPayPayや楽天Payで個別に送金することができます。もちろん1円単位で送金できるし手数料もかからないので現金より、はるかに扱いが楽です。

なかなかキャッシュレスに移行できない方もいらっしゃいますが、大抵のことはネットで調べれば解決できます。その調べることさえ面倒に思う方は、是非、家族や友人に教えてもらってください。

私もこれを機に母にキャッシュレス決済の方法を教えました。
最初は「面倒だからいつもニコニコ現金払いしかしたくない!」なんて言っていましたが、最近では「買い物の時に使ってみたよ」「チャージってどうやるんだっけ?」とLINEが来るので日常の買い物でも使ってくれているようです。

預け入れの手数料のことも考えると、やはり小銭貯金にメリットはありません。
キャッシュレス決済でポイントを上手に貯めてそれを使いきることが、現代の社会には合っているようです。

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