介護

正社員から派遣介護士へ!現場で感じた“あるある”体験

「正社員から派遣になったら、どんな毎日が待っているのだろう?」と悩んでいませんか?

この記事では、正社員から介護派遣に転職した筆者が実際の現場で経験した“あるある”な出来事を詳しくご紹介します。

人間関係の微妙な変化、働き方の違い、戸惑い、そして新たなやりがいまで。

派遣という立場になって初めて気づくことも少なくありません。

これから派遣として働こうと考えている方、すでに派遣を始めたばかりの方にとって、少しでも現場のイメージが明確になれば幸いです。

初勤務の日によくあること

どれだけ介護経験があっても、新しい現場に入る初日はやはり緊張します。

職場ごとにルールも雰囲気も違うから、最初は戸惑うのも当然なんです。

でも、そんなときこそ「あるある」を知っておくと、気持ちが少しラクになります。

道具の場所がわからず焦る

困っている男性介護士

「あれ?トイレットペーパーどこ?」「おむつは?」そんなふうに探し物ばかりで焦るのは、派遣あるあるのひとつ。

正社員時代は自然に覚えていた場所でも、派遣先ではルールも収納場所も全然違います。

自己紹介をするタイミングがない

バタバタと仕事が始まり、「あれ?この人に自己紹介してないかも」と後から気づくこともあります。

できれば最初に一言だけでも、「今日から入りました〇〇です、よろしくお願いします」と伝えると印象が良くなります。

職員が多いと、誰に挨拶したかも忘れちゃうんですよね…

人間関係で直面しがちなこと

職場が変わるたびに、新しい人間関係がスタートします。

派遣という立場は、それだけでちょっと距離を感じてしまうもの。

派遣というだけで距離を感じる

「派遣さんにはここまで頼めばいいかな」「派遣さんだから会議は出なくていいよ」なんて空気を感じて、寂しくなることもあるかもしれません。

名前を覚えるのが大変

「あの方、誰だったっけ…?」毎回新しい職場でたくさんの人と関わると、名前を覚えるのも一苦労です。

でも、関わっていけば時期に自然と覚えるものです。

利用者さんを下の名前で呼んだり、あだ名で呼ぶ人もいるのが困る

給与を聞かれて戸惑う

「派遣って時給いくらなの?」こんな質問、唐突に聞かれることがあります。

聞いた相手に悪気はなくても、なんとなく答えにくい…。そんなときは、笑顔で「会社によって違うみたいですよ〜」とさらっと流してしまいましょう。

ボーナスがない・手当がつかない

派遣は基本的にボーナスがつかないことが多く、処遇改善手当が対象外になる場合が多いです。

でも、時給で補われているケースもあるので、全体の条件をしっかり確認してから契約すると安心です。

嫉妬や誤解を受ける

「派遣って気楽でいいよね」「高い時給もらってるんでしょ?」そんなふうに思われることもあります。

なんでもできて当然と思われる

「経験者だから大丈夫でしょ?」そう思われて迎えられることが多いです。

介護経験がない方はプレッシャーになるかもしれません。

でも、できないことや初めてのことは「確認しながらやっていいですか?」ときちんと伝えることが大切です。

派遣ならではの働き方

介護派遣は、自分に合った働き方ができるのが魅力です。

週3だけ働きたい、夜勤は避けたい、そんな希望も叶いやすい一方で、現場ごとにやり方が違うため、柔軟な対応も必要になります。

環境が変わるたびに緊張する

新しい職場に行くたびに、「今日はどんな人がいるんだろう…」「この施設の流れはどうなってるのかな」とドキドキします。

何度か経験するうちに、「初日はこう動けば安心!」という自分なりのパターンができてきますよ。

契約と違う仕事を頼まれることも

「え?それって契約に入ってなかったはず…」ということをお願いされる場合があります。

そんなときは、派遣会社の担当さんに遠慮なく相談しましょう。

その場ですぐに返答せず、「派遣会社に確認します」と伝えて問題ありません。

契約にない仕事までやる必要は全くありません!

嬉しいと感じる瞬間

どんなに大変でも、「この仕事を選んでよかったな」と思える瞬間があるから、また頑張ろうと思えます。

利用者の「ありがとう」が励みになる

女性介護士と笑顔の高齢者女性

たった一言の「ありがとう」が、どんな疲れも吹き飛ばしてくれます。

「あなたがいてくれてよかった」と言われた瞬間、派遣であっても、ちゃんと信頼関係が築けたんだと実感できます。

幅広い経験が自信につながる

施設ごとに対応の仕方や使う道具も違うからこそ、その経験が自分のスキルになっていきます。

気づけば、いろんな現場で対応できるようになっていて、自分に自信が持てるようになります。

自分に合った働き方ができる

「フルタイムはちょっと無理」「午前だけ働きたい」そんな希望が通りやすいのが派遣の良さ。

生活に合わせた無理のない働き方ができるから、心にも余裕ができて、笑顔で働けるようになります。

派遣で得られるスキルと成長

派遣で働く中で、気づいたら「こんな力もついてたんだ」と感じることがたくさんあります。

ただ目の前の仕事をこなすだけじゃなく、いろんな力が自然と身につきます。

柔軟に対応する力が身につく

毎回違う施設、違う人。だからこそ、どんな現場でも落ち着いて動ける対応力が育ちます。

初めての場所でも「あ、こうすればいいな」と気づけるようになる自分に、きっと驚くはずです。

自分の得意・不得意が見えてくる

「ここは得意だな」「これはちょっと苦手かも」といった自分の特性が、いろんな現場で働くうちにだんだん見えてきます。

それが次の働き方や、キャリアアップにもつながっていきます。

私は、とにかく忙しい職場の方が性に合っていると気づきました。
オムツ交換も食事介助もほとんどない事業所へ行ったことがありましたが、一日が長く、暇すぎて鬱になりかけました。

まとめ

正社員から介護派遣へ。

環境も立場も変わると、不安に感じることはどうしても出てきます。

でも、その変化の中には、あなただからこそ見つけられる働き方や、新しいやりがいがきっとあるはずです。

派遣は初めてだけど「これなら自分にもできそう」「少しやってみたいかも」と思えたら嬉しいです。

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